災害慢性期のケア

リラクゼーション

 緊張状態が長く続くと、身体の力を抜いたり、ほっと一息つくことが難しくなります。そのため、自分自身で身体のブレーキをかける必要があります。

 そんな時は、五感に刺激を加えることが大切です。良い音楽を聴く、きれいな景色をみる、良いにおいをかぐ、美味しいものを飲むなど、脳をリラクゼーションさせる方法を利用しましょう。 

 

対処症状

不眠、疲れ、便秘、腰痛、肩こり

目安

1日2-3回程度

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アロマテラピー
匂いで五感を刺激し、脳をリラックスさせましょう。
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こころのコントロール

 災害慢性期は、色々なことを思い出しては悔やむ、また将来について不安に思うなど心のコントロールが難しくなります。

 そのため、自分の考えを日記にまとめてみたり、瞑想をしたり、呼吸や身体の一部に集中するなどして、頭の中を整理してみましょう。

 

対処症状

気分の落ち込み、感情がコントロールできないなど

目安

不安な時

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考え方
認知行動療法やマインドフルネスなど、心の整理方法について紹介しています。
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食事のコントロール

 今までは自分のことよりも周りのことを考えて行動してきました。そのため、食事も非常食や簡易なものが多かったと思います。しかし、バランスのよい食事は身体を修復したり、気分や考えを調節するためのホルモンや神経伝達物質などを作るためには必要不可欠です。

 そこで、この時期は身体の構成・調整に必要なバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

 

対処症状

ストレス、気分、疲れ、自律神経異常など

目安

週半分程度

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食事
食事を調整し、身体を整えるための知識をまとめています。
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